歯周病専門医への質問

鈴木先生、副院長はともに歯周病専門医ですが、現在通院中の患者さんの中で歯周病に罹患している方はどのくらいいらっしゃいますか?
軽度な歯周炎、歯肉炎の方を含めると6~7割の成人の方が歯周病に罹患しており、その中の1~2割は専門的な治療が必要な重度の方です。
患者さんが歯周病に罹患していることを自覚できるサインはありますか?
歯周病はサイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)と表されるように、自覚症状がほとんどない病気のため自覚は難しいのですが、歯ブラシに血液がついていた時は歯科医院に行くことをおすすめします。
歯周病治療後はメンテナンスに移行しますが、定期的なメンテナンスのお知らせはされていますか?
当院の患者さんはメンテナンスの重要性を認識されている方が多いため、その場で3~4ヶ月後の予約を取る方がほとんどです。医院からのお知らせを希望される方には、お葉書を出しています。
患者さんがセルフケアで気をつけることはありますか?
歯周病もむし歯も原因は歯垢ですので、それを除去することが基本的な処置になります。磨き残しが多い部分を自覚していただき、年に数回歯科医院でクリーニングを受けることが大切です。
専門医である鈴木先生が行う治療について教えてください。
歯周病の原因である歯垢を除去することで改善する方もいれば、改善しない方もいます。改善しない方には、歯を支える骨(歯槽骨)を再生させるための外科処置を行い、少なくとも歯周病が進行しない状態を維持します。
歯周病にならないために生活習慣で気をつけた方がいいことはありますか?
歯周病はメタボリックシンドロームや糖尿病、心臓疾患と関連しているため、当然のことですが健康でいることは非常に大切です。
歯周病と喫煙の関係について教えてください。
歯周病は血液に影響する病気のため、喫煙習慣のある方はそうでない方の数倍歯周病に罹患しやすく、治療を行っても治りが悪いです。基本的に、喫煙習慣のある方の歯を支える骨の再生治療は行っておりません。