当クリニックの歯科衛生士が日本歯周病学会の認定歯科衛生士の試験に合格しました。
日本歯周病学会認定歯科衛生士とは、特定非営利活動法人 日本歯周病学会が認定する専門資格の一つです。日本における口腔領域の2大疾患は、う蝕と歯周病であります。う蝕は国民公衆衛生の向上、歯学の発展により減少傾向にありますが、歯周病は増加の傾向にあります。このような状況下において、厚生労働省は歯周疾患の治療は高度な専門知識を必要とし、その歯科医療をサポートする歯科衛生士も専門知識と技術が必要であるため、本資格が施行されました。
この専門資格が発足したのは平成17年のことで、平成30年1月時点で1,061名(千葉県では59人)の日本歯周病学会認定歯科衛生士が誕生しています。現役の就労歯科衛生士が全国で12万人になりますので、認定衛生士はわずか1%未満ということになります。
この日本歯周病学会認定歯科衛生士は、いわば歯周病を専門とする歯科衛生士のスペシャリスト的な立ち位置であり、成人の8割が歯周病に羅患しているといわれる日本において、歯周病への的確かつ効率的な対応を行い、国民の健康管理に貢献する歯科衛生士になります。
歯周病専門医と認定歯科衛生士が共に治療とメインテナンスを行うことでより良い歯周病治療が可能となります。